山内社長体制になっても変わらずサイバーエージェントが成長を続けるヒントとして、藤田さんは英国の資産運用会社ベイリー・ギフォードの話をした。
「この運用会社は2000年代のはじめから米国のアマゾン(アマゾン・ドット・コム)に投資し続けていることで知られます。
アマゾンの株を20年以上も保有してきた理由として『経営者が常に長期目線で将来の準備を怠らない企業だから』と言っています」
アマゾンといえば創業当時は赤字続きだった。次の事業への「種まき」(投資)をし続けていたからだが、はたから見ると「なかなか花開かない」ように思えた。
「アマゾンは常に『次の事業』に投資することが社内文化として根付いた会社。
サイバーエージェントも同じです。うちも長い赤字時代がありました。うまくいっている時期でもABEMAのような新規事業に投資していきます。
上場直後を振り返っても、個別事業がそれなりの規模に育つまで利益を出しませんでした」
英国の資産運用会社ベイリー・ギフォードの話から保有比率を見てみたんだが、藤田社長が会長職に就くあたりから保有比率が減少しているのはやはり引退宣言がリスクと考えたからかな?