──今日の記者発表会は、今ある土台を固めながらもこれから力を入れる領域を定めていくという話だったと思います。カバーとして向かいたい方向性の話をもう少し具体的に教えて下さい。

谷郷氏 われわれとしては今後、VTuberの市場というのはより広がっていくのではないかと思っています。根拠としては、ボーカロイドという文化が2007年ぐらいに誕生して、今、その文化の歌い手さんとかボカロPの方々、Adoさんだったり、米津玄師さんだったりがメジャーなシーンで活躍されている状況があるということです。

(ボーカロイドが)出てきた当時はかなりサブカルチャー的な盛り上がりでしたが、個人でもクリエイターが成り上がれるということがフィーチャーされた結果、若いクリエイターたちが憧れて挑戦するようになって、メジャーに活躍される方々が出てきたのかなと思っています。

VTuberにおいても、やはり同じような現象が起きることが自然だと感じていて、今活躍している、例えば星街すいせいのようなタレントに憧れるような人たちが今後登場してくる中、われわれはそうした方々をきちんと育成して、スターダムに押し上げていくようなことをしっかりとやっていかなければならない。

今、K-POPのビジネスもどんどん産業化していっていると思いますが、VTuberもここから十年とかの間でより産業になっていくことが求められていると思っています。そこに耐えうる体制を築いていきたいです。