タイミーって決算前に値上がる傾向あるかな?と思ったらそんなこと無かった。
つまり機関が空売りしたいから貸してね、ということ。
ご提示いただいた通り、貸株金利が高い銘柄は、市場から「今後値下がりする📉」と強く見られているサインの一つと解釈できます。
貸株金利と株価下落リスクの関係
貸株金利が高くなる主な理由は、その銘柄を空売りしたいとする機関投資家などの需要が非常に高く、証券会社が保有する株の在庫が不足しがちになるためです。
* 空売り(信用売り)の仕組み
* 投資家(機関投資家など)は、証券会社から株を借ります。
* 借りた株を現在の価格で市場に売却します(これが「空売り」です)。
* その後、株価が下落した時点で、市場で株を買い戻します。
* 買い戻した株を証券会社に返却します。
* 売却価格が買い戻し価格より高ければ、その差額が利益になります。
* * 貸株金利の上昇
* 空売りによる利益は「株価が下がる」ことで発生します。
* 空売り需要が高まると、証券会社は株を貸す対価として貸株金利(貸借料率)を高く設定します。これは、株が借りにくくなっている(流動性が低い)ことの反映でもあります。
* つまり、「貸株金利が高い」=「空売りをしたい(=値下がりを予想している)人が多い」ということを示しており、結果として売り圧力が強まっている状態と言えます。
注意点:将来の買い戻し圧力
ただし、空売りは「いつか必ず買い戻さなければならない」取引です。
* 空売り残高が多い銘柄は、短期的に売り圧力が強いサインですが、同時に将来の買い戻し(決済のための買い注文)の予備軍が多いことでもあります。
* もし何かのきっかけで株価が上昇に転じた場合、空売り投資家が損失を避けるために一斉に買い戻しを行う「踏み上げ」が発生し、株価が急騰する要因になることもあります。
このように、貸株金利の高さは、短期的には市場のネガティブな見方や下落リスクを示す指標ですが、長期的にはその後の需給が反転する可能性も考慮する必要があります。