産業用ロボットの分野で「世界四強」として一般的に認識されているのは、以下の4社です。
* 安川電機（YASKAWA Electric Corporation） - 日本
* ファナック（FANUC） - 日本
* ABB - スイス（スイス・スウェーデンの多国籍企業）
* KUKA - ドイツ（現在は中国の美的集団グループ傘下）
この4社は、長年にわたり産業用ロボット市場において高いシェアと技術力を持つ主要プレイヤーとされています。
💡 各社の特徴（一部）
* 安川電機: 日本で初めて産業用ロボットに参入し、特にアーク溶接や塗装ロボットなどの垂直多関節ロボット、およびサーボモーター技術に強みを持っています。「MOTOMAN（モートマン）」ブランドで知られます。
* ファナック: 工作機械用のNC（数値制御）装置で世界首位であり、その技術を活かした産業用ロボットにも強いです。黄色い外観が特徴的で、工作機械との連携や人協働ロボットも手がけています。
* ABB: 世界的な重電・オートメーション技術企業で、世界100カ国以上に進出しています。溶接、搬送、パラレルリンクなど幅広い分野に対応し、世界初の協働ロボットを開発したことでも知られます。
* KUKA: 自動車産業向けの大型ロボットに強く、スポット溶接などで実績があります。「インダストリー4.0」の推進役の一つとしても注目されています。
最新のシェアやランキングは年度によって変動することがありますが、これらの4社が「世界四強」として挙げられることが多いです。