【KADOKAWA】フロム・ソフトウェア株式報酬型ストック・オプション


KADOKAWA<9468>は、本日3月26日、子会社フロム・ソフトウェアが3月28日付のフロムソフト株主総会での承認決議を前提として、同社の役職員に対し株式報酬型ストック・オプションとして新株予約権を発行すると発表した。フロムソフトの役員や従業員に対し、フロムソフトの新株予約権465個(1個あたり1株)を発行する。費用としては、2029年3月期までの連結ベースで最大53億円の費用発生を見込んでいるという。

KADOKAWAは、2023年11月2日に公表した中期経営計画の通り、最終年度の2028年3月期の業績としてグループ全体で売上高3400億円、営業利益340億円の達成を目指しており、中でもゲーム事業を積極投資領域と位置付けている。

コンソールゲーム・モバイルゲームのパイプライン拡大や、事業間連携強化による一層のメディアミックス促進、自社パブリッシング範囲拡大のための体制整備推進を通して、中長期におけるさらなる成長性・収益性向上の実現を目指している。

今回、ゲーム事業のけん引として期待されているフロムソフトの取締役と執行役員、従業員の中長期的な業績向上と企業価値向上に対する貢献意欲や士気を一層高めるため、今回の決定を行った、としている。

なお、新株予約権の割当日は4月12日。新株予約権は無償で発行し、払込金額は1株あたり1円とする。行使期間は、2025年7月1日から2033年7月31日まで。