サイゼリヤの品質と量がガンガン下がっていて、ちょっとなぁと思う昨今、今から三年前のサイゼリヤのイメージのまま持ち上げているの、安けりゃなんでもいいタイプの人間か、そもそもサイゼリヤをヘビーローテしていない人間じゃないかな。
裏ワインメニューからバローロが消え、モッツェレラがどんどん小さくなり、あっというまにイカ墨スパが「イカの墨入りセピアソース」となり、もう昔のサイゼリヤじゃないことを悟り、ふつうのファミレスチェーンのレベルに落ちて、だったらデニーズでいいじゃん、って最近はなってる。
円安によるコストプッシュ型インフレがベースにあるスタグフレーションの現状ではサイゼリヤの価格戦略は致し方がない。が、しかし、昔のサイゼリヤではないことは確かで、なら、味を求めてふつうのイタリアレストランにいくか、安くて手軽ならふつうのファミレスにいくことになる。
サイゼリヤも苦渋の選択だろうが、恩も義理もない客のオレとしては、むかしのサイゼリヤが戻るまで、以前のような使い方はしないだろう。
サイゼリヤ美味いのはメニューによりますけど、そのおすすめできるメニューが減りましたよね。
オレの中でサイゼリヤ最後の砦がプリンとティラミスの盛り合わせにグラッパの組み合わせ。その辺のなんちゃってイタリアンレストランのドルチェよりずっといい。
が、しかし、そもそもグラッパが飲まれていないという話で、なんのためのサイゼリヤなのかと。そのうちグラッパもなくなるかも。