または、それに参加する専門家自身のことです。
語源はラテン語で「公共善のために」を意味する pro bono publico の略です。
最初は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、公益事業あるいは公益の法律家活動を指しました。
現在では、職種を限らず、ビジネスに関わるさまざまな経験・スキルを生かした活動として、欧米をはじめ世界各地でプロボノの価値が広く知られるようになっています。
プロボノには、参加者や企業やNPOなどにさまざまなメリットがあります。
参加者は、社会課題の現場を実体験として理解したり、自身のキャリアの棚卸しや視野の拡大をしたりできます。企業は、社会課題解決の推進力となるうえ、企業価値の向上にも寄与できます。
NPOは、資金や人材が不足する中で、専門的な支援を受けて活動拡大や運営改善を図れます。