現在、AIイラストの販売に関する法律やガイドラインはまだ確立されていないため、注意が必要です。
AIイラストの販売や支援募集を行っている複数のサービスが、画像生成AIによるイラストを使った作品の取り扱いを一時停止することを発表しています。
その理由としては、AIイラストの問題点として以下のようなものが挙げられます。
- AIが学習した画像に著作権がある場合、その著作者の権利を侵害する可能性がある
- AIが生成した画像に著作権がない場合、他人によって無断で使用される可能性がある
- AIが生成した画像に人間の創作性がない場合、著作物として認められない可能性がある
したがって、AIイラストを販売する場合は、以下のような点に気をつける必要があります。
- AIが学習した画像の出典や著作者を確認し、必要なら許可を得る
- AIが生成した画像に自分の創作性やオリジナリティを加える
- AIが生成した画像の販売先や利用規約を確認し、問題がないか検討する
また、AIイラストの販売はまだ規制されていないサービスもあります。
例えば、chichi-pui(ちちぷい)はAIイラスト・AIフォト・AIグラビア専用の投稿サイトであり、有償支援機能を提供予定と発表しています。
しかし、これらのサービスも今後変更される可能性がありますし、安全性や信頼性についても保証されていません。
そのため、AIイラストを販売する際は自己責任で行うことになります。