劇映画は24fpsが一番良いよ

イタリア政府の依頼でレオナルド・フィルム・フェスティバルというイベント向けにトランブルが監督した、『Leonardo's Dream』(1990)というショースキャン3D映画についてのコメントで、「衣装やセット、小道具、照明などをふんだんに使って時代ものの映画を撮ったのは、『Leonardo's Dream』が初めてでね。

でも完成した後、ショースキャンは劇映画には鮮明過ぎるし、リアル過ぎるという結論に達したんだ。

どうも押し付けがましくなりすぎる。

劇映画は24fpsが一番良いよ。

その速度なら、映像をスクリーンの中に保っておける。

これは重要なことで、観客の大半は傍観者として覗き見する方を好むからね」というものだった。