「miHoYo(米哈遊網絡科技)」

数字がすごいだけではない。原神は中国のゲーム史においてマイルストーンとなるタイトルなのだ。任天堂の『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(ゼルダbotw)』に非常に似ているということで特に中国の任天堂ファンから不満が長期間噴出したが、一方でゼルダbotwにそっくりな世界をベースに魅力的な二次元キャラクターを多数加えたことで、新たな魅力を作り出し、中国だけでなく、日本で世界で広告を展開し世界中でファンを獲得している。日本のアニメ・ゲームコンテンツのファンが原神のファンになるというこれまでになかったことが世界各地で見られる。

2017年には『アズールレーン』が「蛮啾網絡(Manjuu)」からリリースされた。中国メーカーが日本的な萌えゲームの模倣ができると知らされたタイトルだ。

原神は世界で評価されたゲームだ。「tech otakus save the world」というスローガンのmiHoYoだが、技術に胡坐をかくことなく、コンスタントに話題作りをして多くのユーザーを集めた。