良い椅子の条件「座面の安定性」

我々デスクワークの民は一生椅子と付き合っていかなければいけない。座る姿勢というのはどこまで行っても人間にとって不完全な姿勢なので、理想の椅子を手に入れる為には月収程度の出費を惜しんではいけない。

ちなみに自分はオカムラのコンテッサを15年ぐらい使い続けてます。
ひじ掛けがボロボロになってるけど壊れたことは一度も無いし、メッシュシートも無交換で健在。

良い椅子の条件ってなかなか難しいポイントだと思いますが、自分が大事だと思うのは「座面の安定性」です。個人的に背もたれは作業中腰をあずけることが無いので、8割は座面で選ぶべきだと考えています。

自分がこの椅子(コンテッサ)が良い椅子だ、と思えるようになったのも、「10年以上使って腰のトラブルが一切ない事」なので、ショールームなどでの試座で「座り心地が良い」と感じるかどうかは、あまり重要では無いと考えています。メッシュ座面はウレタンクッションより硬いので。

逆に「良くない椅子」は、安いオフィスチェアに見られるような、座面が地面と平行に近く、クッションが柔らかく、姿勢をしっかりとホールドできない椅子です。背骨に無駄な前後左右の力が加わることで腰をいわします。使用者の体格にもよりますが、座面の高さを低く調整できない椅子もNG。

わたくしはオカムラ派なので・・・あと椅子の合う合わないは個人差が大きいので、「ここがおすすめ」というよりは「とりあえず買って数年座って良さは自分で判断してね」としか言えないのが難しいところです