「ヘルシーなジェラシー」

嫉妬とは、「他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこと。」(by Oxford Languages)

「健全なジェラシーにするとお得だけど、不健全なジェラシーにすると自分が損するから、すべてのケースを健全なほうにする、と決めておくほうが、人生が楽じゃないか」という提案。

「健全なジェラシー」にしている人と「不健全なジェラシー」にしている人がいるんです。ジェラシーとあわせて英語にすると「ヘルシーなジェラシー」みたいな感じですね。

成功者が100%、すべて正しいと言えることだけで成功しているかというとそれは難しくて、相手を出し抜いたり、競争に勝つために有利な手を使ったりしているわけです。極論、「生まれた家が裕福」とか「DNAレベルで有利」とかもあるわけなので、完璧なフェアネスは存在しないわけです。

不健全なジェラシーにより、粗探しをして相手を叩くのは絶対にできてしまいますし、それを「この不正を見逃すと社会のためにならない」とか「こういうのがはびこると正直者が損するから許してはいけない」みたいな理由をつけるのは、死ぬほど簡単なんです。