本来なら蔑称のはずの「アベノマスク」が順調に一般名称化

本来なら蔑称のはずの「アベノマスク」が順調に一般名称化してきて面白い。

何せニュースでも普通に使われるし、ちょっと前に話題になった小学校のプリントでも、さも当然のように一般的な単語として出てきてるからね。

蔑称がそのまま悪気もなく普通に使われる単語に変貌するって意外とないぞ。

パッと思いつくのは「ガラケー」くらいか。キャリアやメーカー側は「フィーチャーフォン」なる単語を作って懸命に対抗していたけども、「ガラケー」の響きの良さに太刀打ちできず、ワイモバがCMで使いだした頃には完全に一般的な名称と化してたな。そろそろガラケーは元々日本製の無駄な機能満載ケータイをバカにするための単語であることを知らない人も出てきてるんじゃないのか。

堀江貴文氏を「ホリエモン」と呼ぶのも、本当に初期の頃には小バカにするニュアンスがあった気もする。まあ早い段階で一般的な名称に変貌してしまったけども。

ちょっと考えて思いつくのはこれくらいしかないけど、本来なら蔑称として使われていたのが、一般的な名称として使われているようになった言葉って他にあるか?