顧客が欲しいのは穴でありドリルではないというのは高度成長期くらいまでの話

ユーザーニーズを表す言葉で「顧客が欲しいのはドリルではない、穴である」とあるけど、先日に慶應SDMの先生が「顧客が欲しいのは穴ではない、意味もなくカッコいいドリルである」というケースもある、とおっしゃっていて、のけぞった。たしかにリサーチしていると、ときどき出くわすことがある。

顧客が欲しいのは穴でありドリルではないというのは高度成長期くらいまでの話。 いまは穴なんて簡単に手に入ってしまうから、求められているのは意味もなくかっこいいドリルや北欧のていねいなドリル、ドリル使ってみた動画、ドリルを持った自分の盛れてる写真をRTしてくれるフォロアー、などである