2倍株のファクター

2倍株のファクター

 ① 時価総額が30億円位 (IT・国土強靭化・教育・医療)
 ② IPOセカンダリ (公募割れ、売上増も先行投資で低迷、チャートヨコヨコ、つまらない事業・社名)
 ③ シクリカル的な銘柄  BOXで底値~高値を何度も2倍とれる銘柄
 ④ 1Q進捗率のバリュー株

3000番台と6000番台がやはり有望ですね。四季報で大化け狙いの発掘は、この番号を中心にするといいみたいです。

2倍株研究会

『人類最大の発見は、複利の力である』

      アルバート・アインシュタイン
 
よく、10バガーを狙う!といいますが、実際に10バガーを取るのは難しいです。
大量に分散投資していれば別ですが、自信をもって集中している銘柄にて10バガーをゲットするとなると確率も下がりますし、上がりだしたとしても最後までなかなか持ちきれないことが多いでしょう。

そこで、2倍株です。

100万円をWアップさせていくと、7回目のWアップで資金が1億円を超えます。

100 ⇒ 200 ⇒ 400 ⇒ 800 ⇒ 1600 ⇒ 3200  ⇒ 6400 ⇒ 12800

私は、投資人生が今年で20年目になりますが、2倍株ですらとったことはありません。
2003年のみずほHDで +90ぐらいが、自己最高です。

ただし、2013年に相場復帰してから、約7年で、資産は、累計入金額の15倍ぐらいにはなってます。
10バガーはとれませんが、資産を10バガーさせることはできます。

人生のうち10バガーをとることは難しくても、2倍株を7回当てる・・なら、なんとかなるかも?という期待がでてきます。

朝香友博さんが、10倍株本を書いたあと『まずは2倍株を狙う』という本を書き直したように、
2倍株であれば、確率がぐっとあがります。

2倍株は毎年出現します。

これは、2003年~2012年のTOPIX騰落率を調べたものです。リーマンショックを跨いでいますが、市場が最も悪かった年でも、毎年2倍株は出現しています。

そして、昨年については地合いが悪かった一昨年の反動もありましたが、ベスト50全ての銘柄が2倍以上の上昇となりました。
では、ここで2倍株の特徴について述べてみたいと思います。


・時価総額が小さい
ランキング50位を見てもらうと殆どの銘柄が時価総額が100億以下です。理想は、時価総額が10~30億ぐらいです。

・IPOから年数が浅い
IPOして2~5年ぐらい暫くチャートが低迷していたが、業績が順調であり、株価が上昇をみせたもの

・銘柄コードが3000番台 または 6000番台
仕手などを除き、業績期待で短期で急騰しやすい株は、ある程度業種が限られているようです。よって、コードに偏りが見られるのかも

・売上高が著しく増加している
複眼経済塾の渡部清二さんの会社四季報10倍株・100倍株の探し方という本では、『 売上高が4年で2倍 』 ※年率 +20% ペース が条件と書いてます。

簡単に見るなら、私なら、四季報の頭(最新)とお尻(最古)の年度をぱっとみて、売上が2倍ぐらいになってるならokとしてます。

さて、これらを総括して、今年の2株を狙ってみよう。
そう思っていました


私が選んだ銘柄は、ニューテック(6734)です。

この銘柄は、12/25に上方修正を発表しました。その後、押し目を待っていましたが、落ちてこないので12/27に少し買い。

本格的には来年から狙おうと思っていました。来週の四季報INVESTORSの私の紹介銘柄は、この銘柄にしようと思っていたのです。

・業績が好調である
・営業利益x10と時価総額(当時は25億円)が近い
・市場が大きい、エッジコンピューティング関連である
・時価総額が20億円台であり、昨年のベスト50ランキングの急騰銘柄のイメージにぴったり

ところが、この銘柄は、年明けからあれよあれよとストップ高してしまい。現在は、時価総額が62億円になってしまいました。。

このように時価総額20~30億ぐらいでテーマ性がある会社で、業績(特に売上)が良い
or
IPOから数年来の会社でそろそろ、先行投資フェーズが回収できそうな低時価総額の株

などは、短期に急騰する2倍株として期待できそうです。