屋根の上で作業される皆さんへ。
・屋根の上は尻もちと両手つきながら移動が原則(デニムはすべりにくい)
・裸足が一番すべらない
・ブルーシートや苔の上には絶対乗らない
・雨漏りは死なないが濡れた屋根に上るは自殺行為
・万一のとき落ちる場所を決めておく(低い屋根、隣家、植木、車)
・命綱最強
また「ブルーシート」と、水を通す「青いレジャーシート(薄くて隙間が確認できます)」は別物ですので、備蓄されるときは確認をお願いします。
本音を言いますと、私どもプロでも危険ですので、一般の方には登ってほしくないです。
また、せめてヘルメットはしていただきたいです。
台風の被災地の皆様にお伝えしたいこと。
数ヶ月は屋根修理業者は絶対的に不足し、応急処置が精一杯になります。
悪徳業者被害に遭わないため、
事前に最低でも
1.見積金額と工事内容
2.どれくらいもつのか
3.事後の保証はあるのか
という3点を確認してください。
たとえネットの仲介業者に紹介された業者さんでも不良工事は多発していますし、仲介業者も「紹介しただけですから」と言い逃れするケースも多いですのでご注意ください。
※具体的な不良工事の実態を当社でも裁判用に記録しています
理想は「冷静に判断」「第三者に相談」と言えますが、緊急性もあり、さらに「高齢の女性宅に11人で上がりこんで法外な金額での契約を長時間迫った」というひどいニュースもありますので、自営(自己責任)にも限界がありそうで、自治体や国などの積極的介入が必要だとも思えます。
屋根修理業者の見解ですが、たとえば「応急処置のブルーシートだけで18万円の請求」というだけで悪徳業者と決めつけられません。
災害時の屋根上での作業は平時よりはるかに危険(慎重さが必要で時間がかかる)で、雨漏りが防げる期間や規模によっては18万円は妥当です。