知が朽ち始めている国に限って「外国から学ぶことは何もない」と言い始める

アダムスミスが1776年に『国富論』を書いた時、その中に「中国は欧州のどの国より豊かだ」と中国をヨイショする一節があります。マッカートニー使節が北京に交易の申し込みに行ったのが1793年。中国は「お前らから学ぶものは何もない」と追い返した。

それから46年後、第一次アヘン戦争で中国はボコボコに凹まされ、南京条約で香港を盗られてしまった。「外人に蹂躙されてたまるか!」として1850年に起きたのが太平天国の乱。1858年にはロシアが中国北部へ進出、1895年には日清戦争で日本が遼東半島を占領した。

知が朽ち始めている国に限って「外国から学ぶことは何もない」と言い始める。これは何度も繰り返されてきた歴史だ。

ぜんぶ「日の丸」でやらないと気が済まない日本も、当然、知の劣化がひどい。

およそ、「パクり」ほど効率の良いことは無い。外国にThe best practiceがあるなら、サッサと見習えや。

いいとこどりして、成長すりゃいいだけ。

いつからチョンマゲ国家に成り下がったの?