BMWの新古車大量放出問題

このBMWの新古車大量放出問題については、旧ガリバーのマイカーサブスクNORELに、新車を大量供給してるのがBMWで、その代わり5千キロ走行で全ての個体を回収してるる点について取材したほうが面白かったのにね。

カーセンサーでみると、BMWとメルセデスの中古車台数が全国で約1万台強で、そのうち走行距離5千キロ未満は二千台強までは同じなんだけど、走行距離100キロ以下になるとメルセデスは90台弱なのに対して、BMWは600台強。

リベートのためにディーラーが新車登録して遊ばせてる個体を、10ヶ月5千キロの慣らし運転までを有料で会員にやらせるサブスクモデルのため、同じモデルに5千キロ超えて乗り続けたくても、改めて新車の個体に乗り換えなければならないという面白サービス設計、ただ現状の構造ではWin-Winとも言える。

販売報奨金×ディーラー網という構図ゆえか。かつてのケータイと同じ路線を歩んでいるとも言える。

まあ元々自動車販売で典型的だった慣習を、重田さんが上手く極端にして利用した感じですかね。