船井電機、OEMによる戦略で幅広くアメリカ市場に入ったものの、OEMに徹したゆえに価格競争で中国に負け、そこから数量定着を狙ってヤマダと組んだんだけどヤマダ単体での売り上げでも結局国内他社に勝てず、ズルズル数量落として体力がなくなって再建で謎の流れになって……というなかなか辛い話が
船井の破綻、テレビの低迷が根本原因ではあるけど、直接的には親会社だった秀和システムの経営の混乱に巻き込まれた感じだな。
船井電機の倒産、秀和システムが絡んどったよなぁと思ったら、りそなや横浜幸銀まで関係しとったんか。むちゃくちゃやなぁ
船井の最後のBS。売上も800億に減ってたし、ここから3年で破産するようには見えないから相当食い物にされたんでしょうね。あの経営陣に貸した銀行も何を考えているのやら。
船井電機、あの3人が取締役で入ったのは本当にまずかったと思いますよ。
取引中に取引を停止する判断は凄く難しいんですけど、その手の人らが入ってしまうとその判断する次元を通り越してトップダウンで問答無用で終わらせることになるんですよね。
通常の懸念先なら営業部の「今、これだけ売上と利益に貢献しているし、有名企業だから立ち直ったら美味しい」という意見と「財務状況はこうだし、貸し倒れ懸念が高い。回復する可能性も当面は低いから取引を止めるべきだ」という与信審査部門の意見との綱引きなんだけど、それとは別次元なんですよね。
ミュゼって昔から怪しい会社だったんだよなあ。
それが粉飾で一気に落ち、RVHに買われた時点で普通なら手を引くと思うんだけど。
そこで手を引かずに取引を続けて焦げ付いた会社と、よりによってそれを買ってしまった会社があって、共倒れ。キングボンビーみたいな会社だ。
フナイのあれは脱毛サロン事業に失敗したというより、広告費トンズラしつつ前受金でキャッシュ作る作戦だったんでは?って気がする。
サイバー・バズ、船井電機から債権約22億円の内、1,300万円しか回収出来てないんだけど。
船井電機は、OEM戦略によってアメリカ市場に広く進出しましたが、価格競争において中国勢に敗北し、その後ヤマダ電機と提携しました。しかし、その提携での国内販売も他社に及ばず、売上の減少が続き体力を失い、最終的に再建を試みるも困難な道を歩むことになりました。
船井電機の破綻の根本的な原因はテレビ市場の低迷ですが、親会社であった秀和システムの経営混乱も大きな要因として影響しました。これにより、りそな銀行や横浜幸銀なども関わる複雑な状況が生まれました。最終的なバランスシートは売上が800億円まで減少しており、そこから数年で破産に至った背景には経営陣の無策が指摘されています。
また、特定の3人の取締役が経営に関与したことが事態を悪化させたとされ、その結果、取引停止を含む重要な判断がトップダウンで強行され、通常の企業内で行われる営業部と与信審査部門の意見の綱引きが省略されました。これにより、無謀な経営方針が取られ、企業の持続可能性が損なわれました。
さらに、船井電機は脱毛サロン関連事業に失敗した際、広告費用を回避しつつ前受金でキャッシュフローを生むような手法を採った可能性が指摘されています。これにより、関連企業であるサイバー・バズは約22億円の債権のうち1,300万円しか回収できていないという事態に陥っています。