【CyberTwitterX】楽天の中間決算は2024年9月2日に発表


楽天の中間決算は2024年9月2日に発表されました。

堀江貴文さんが楽天の中間決算の結果について解説しています。

具体的には、堀江貴文さんが以下の点を解説しています。

- 楽天モバイルの赤字が続いている理由

- 楽天がMacquarie Groupファンドに基地局を売却したり、転換社債を発行したりして、財務状況を改善するための取り組み

- 高い金利や、他のキャリアへのローミングサービスへの依存など、楽天が直面している課題

- 楽天がこれらの課題を克服し、長期的な成功を収められるという堀江貴文さんの楽観的な見通し

全体的に、楽天の中間決算の概要と、同社が直面している課題や機会について包括的に解説しています。

楽天の中間決算について詳しく知りたい方におすすめです。

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今日はですね、大分空港からお送りしています。

先ほどまでいろいろなイベントに参加してきましたが、フェスだけはできなかったです。でも今日は、大好評の楽天シリーズということで、2024年6月期の決算について少し時間が経ちましたが、この決算について解説したいと思います。

現在、楽天モバイルの赤字が続いており、大変厳しい状況にあります。しかし、営業利益は180億円ほどで、赤字幅は縮小しています。それでも、純利益では300億円以上の赤字が続いています。売上高は過去最高クラスとのことですが、金融や物販、EC(電子商取引)部門が好調である一方、楽天モバイルが依然として足を引っ張っている状況です。

ただし、楽天モバイルの契約者数は増加しており、現在700万件を超えています。三木谷さん自身が法人営業を積極的に推進し、設備投資を若干抑えていることで、赤字幅は縮小しています。

今回の決算資料では、プレマーケティングキャッシュフローという概念が登場しました。楽天モバイルはこれまでEBITDA(利払い前・税引前・減価償却前利益)やキャッシュフローに焦点を当ててきましたが、広告宣伝費を削減すれば、キャッシュフローは黒字になると説明しています。ただ、実際にマーケティングをしないわけにはいかないため、このような計算は現実的ではないと思います。

楽天モバイルの設備投資は終わりつつありますが、まだ完全には終わっていません。それでもEBITDAは改善しつつあり、黒字に近づいています。

今回の決算で最も注目すべき点は、オーストラリアのMacquarie Groupに楽天モバイルの基地局設備を2000億~3000億円規模で売却し、その後リースバックするという取引です。

この方式は、Macquarieがオーナーとなり、楽天モバイルがリース料を支払う形です。大手通信キャリアがこのような形式で設備を売却するのは初めてではないでしょうか。

この資金は、外貨建ての社債の償還や設備投資に充てられる予定です。

ただし、10%以上の金利が設定される可能性があり、楽天モバイルは高い金利負担に直面するでしょう。

この金利負担が続くと、たとえ楽天モバイルが事業として黒字になったとしても、実質的には赤字が続く可能性があります。

さらに、法人営業における契約数の増加が見られますが、平均売上単価(ARPU)が他のキャリアに比べて1000円以上低いことも問題です。

ARPUを上げない限り、赤字解消や利益率の改善は難しいでしょう。

また、楽天モバイルはプラチナバンドの基地局投資が不足しており、KDDIのローミングサービスに依存している状況です。この依存から抜け出すのは難しいと思います。

とはいえ、私は楽天株を購入しました。800円台で購入し、現在は1000円を超えているので利益が出ています。

楽天モバイルをやめたとしても、株価は上がると考えています。

藤田さんは天才で、500円台か600円台で購入したのではないかと思います。

さすがの投資判断です。

以上、今日は楽天についての解説でした。いってらっしゃい。