【堀江貴文】「マダミスに出会ったきっかけ」「なぜ流行っているのか」


 前半と同様,トークは「マダミスに出会ったきっかけ」「なぜ流行っているのか」といった話題からスタートした。

堀江氏:
 初めてプレイしたのはかなり初期。1回しか遊べないとか面倒そうなことをいっぱい言われたけど,遊んでみたらとても面白い。役者の方がセリフを読み上げてくれたりして,非常に臨場感がありました。「こうしたら絶対に勝てるメソッド」が存在しないので,熟練度が毎回リセットされるし,犯人も複数いたりなど,バリエーションが多彩なのも面白いですね。
 ただプレイに時間がかかったり,マルチエンディングで行動が点数で評価されたり,終わった後にも感想戦なんかもあったりして,多くのリソースを使う贅沢な遊びだとも思います。だから覚悟してプレイするのがいいかなって思っています。


堀江氏:
 マーケティングの基本でもありますが,口コミで広めやすい作品――「こんなことがあったんだ!」ってネタバレができるマダミスがあると良いんじゃないかな。ネタバレのことまで考えて作られているマダミスって,まだあんまりないから。

 ちょっと宣伝になっちゃうけど「堀江貴文殺人事件」は,西野亮廣とか皆が知ってるタレントさんが物語内に出てきて,ちゃんと台詞があって,その人の個性を感じながら遊べるんです。それを本人達がプレイした動画を――これから撮影するんだけど(笑)――すでにプレイした人は,その動画を見てまた楽しめる。 さっき「映画の主人公になれる」って話がありましたけど,主人公になった後,さらに本人主演の映画も観られるみたいな。この1粒で2度おいしい構造で,口コミを広めていくことを考えています。

マダミス好きのタレントさんは,「私の作品も作って」って絶対言うと思うんで,すると今後そういうマダミスがたくさん生まれてくるわけです。それを各々がテレビやYouTubeで宣伝すると,マダミスがもっと流行るようになる。そういう戦略です(笑)。