彼は、自分のアイデアを自分でやるということが最もモチベーションが高まると考えていて、社員にも自由と自己責任を与えています。ただし、会社が変わるような事業は、自分でやることが多いそうです。それは、失敗したら問題になるし、自分が一番信用されているからだそうです。
彼は、リーダーシップとは社員に言うことを聞かせることではなく、同じ方向に向かわせることだと言っています。そのためには、結果を出して信頼を得ることが大事だと言っています。結果を出せば、誰もが耳を傾けるようになりますが、反対に誰も反対しなくなると、自分との葛藤になってしまうそうです。それは、適度なストレスがかからない状態であって、経営者には良くないそうです。
彼は、一貫性を大切にしています。中長期での経営には、中長期で働く社員を大事にすることが必要だと言っています。そのためには、大型買収で高い人材を入れることはしないし、新卒で採用した人材を自分たちで育てるようにしています。事業もゼロから自分たちのアイデアで作っていくんだそうです。
彼は、組織は集中と分散を繰り返すものだと考えています。事業ごとに権限を分散させれば効率が上がりますが、分散し過ぎるとシナジーが弱くなります。そこで再び中央に力を集約させていくんだそうです。これを繰り返しながら会社全体を大きくするんだそうです。
彼はメディアに出ることも重要だと考えています。メディアに出れば採用や顧客や投資家からの声もかかりやすくなりますし、会社の方針や思想を伝えることもできます。彼はブログやSNSやYouTubeなどを使って自分の考えや行動を発信しています。これで社員やファンや批判者などに意思統一を図っているんだそうです。
メディアに出るのはタダですし、自分たちが何者で何を目指しているかを理解してもらわなければいけない段階では、出た方が効果はありますよね。私もそう思います。