「アルコール等影響発覚免脱罪」とは?

アルコールが抜けるまで、現場から逃走するなどして罪を軽くしようとする、いわゆる「逃げ得」を防ぐ目的がある。 

発覚を「免れる行為」ということだが、具体的には現場からの逃走以外にも大量の水などを飲むこと。

反対に、運転時に「酒に酔っていた」ことを証明させないため、事故後に酒を飲むことなどをするとこの罪に問われる。 

 裏付けが難しそうだが、警察は証拠を集めるために徹底的に捜査を進める。 

一緒に酒を飲んだ人、飲酒をした店に話を聞くことはもちろん、防犯カメラや後続車のドライブレコーダーの映像などから、飲酒運転を客観的に立証する。 

また容疑者の身長や体重のデータをもとに、体内に残るアルコール量を計算したり、容疑者と体格が似ている警察官が同じ量の酒を飲み、運転時に酔っていたことを補足的に証明することもあるという。 

 警察は、飲酒運転の撲滅に力を入れている。

「バレなければ大丈夫」という考えは絶対に通用しない。