「楽そう」「安い」「美味しい」といったキーワードで日本の大学に戻るのは勧めない

息子に大学の学費について聞かれたので、一瞬躊躇ったけど良い機会だと思って率直に伝えた。

スタンフォード1000万超、ケンブリッジ700万、京都大80万(ざっくりと1年間)

それを聞いた息子は驚愕して、ボクは日本の大学行くよ、と言うから安易にそう考えてはいけない理由を教えた。

スタンフォード大学学部生卒の初年度年収平均は1250万円、MITやカルテックなら1500万超。

一方、京大卒でM重工にエンジニア就職したらおそらく450万円くらい。院卒ならもうちょっともらえるのかな?

この差は埋まることなく、どんどん開く。それが悲しいことに現実。

もちろんお金が全てじゃないから、やりたいことがあれば日本の大学行けばいいけど「楽そう」「安い」「美味しい」といったキーワードで日本の大学に戻るのは勧めないとハッキリ伝えた。

神妙な顔で聴いてた息子はそれなりに考えることがあったようで、小刻みに頷いていたが、これらの違いにびっくりしたのは一目瞭然。

そして最後に、僕がいっぱいお金を稼ぐようになったら、家を買ってあげるからね、と言われてしまった。でも、親孝行の彼なりの解釈としてありがたくその気持ちを受け取りました。


【おまけ】
でもスタンフォードで英文学に目覚めたら平均年収二百万だぞ。

スタンフォードで英文学専攻した人って大体ロースクールやらコンサルの金の亡者と化すパターンが多いんですよね....笑