カンタンにガソリンスタンドのビジネスを説明します

カンタンにガソリンスタンドのビジネスを説明しますね。

ガソリンスタンドは、一部大手石油会社が直接所有しているところもあるけれど、大半は個人経営か中小企業です。

僕も(ガソリンスタンド経営しよか?)と思ったけれど、友人のトムさんの苦労見てやめました。


ガソリンスタンドにブランドがあるのは、商店主が大手石油会社にフランチャイズフィーを払っているからです。ブランドがあればプレミアムでガソリンを販売できます。 


配給網がしっかりしている石油会社の場合、定期的に、あるいは緊急で補給するとき、すぐ自社タンカー(写真のような車両)を差し向けてくれます。 


これに対し独立系のガソリンスタンドはブランド使用料を払わなくてよい分、安値でガソリンを販売できるのですが、無印タンカーからのガソリンの補給を待たなければいけません。無印タンカーが来てくれるのは稀、不定期であり、油断するとすぐ売り切れ店じまいになります。 

道路をへだててすぐ向かいにライバルのガソリンスタンドがある場合も多く、価格競争は極めて局地的、ゲリラ戦、ミクロの戦いです。

普通、ガソリン売るだけでは利益は出ません。コンビニ併設、スロットマシン置くなどの方法で、かろうじて利益を出します。

売上高をしっかりモニターし、需要に陰りが見えたらすぐ価格を下げる、仕入れのペースを鈍化させるなどして運転資金の保全に走ります。