今は「原子力空母を基幹とした空母打撃群を送り込んだが、1隻も帰ってこない」みたいな世界観

Cygamesさんの決算みると「ゲームって儲かるな!当社もやったろうかな」って気持ちになるかもしれないけど・・・ソウデス! ゲームハ モウカリマス!! オンシャモ ゲーム カイハツニ、トウシ シマショウ!ギョウカイニ ナガレル オカネ フエル。オレ ウレシイ。

ゲームは爆発的ヒットが期待でき、そうなれば天井知らずという事実はあります。

しかし、実態としては「数億から数十億払って打席に立ち、1回だけバット振る」みたいな勝負なので、鍛え上げた肉体、技術、精神を持ち、歴史に名を残すような4割打者でも震えるんじゃないでしょうか

その昔、モバイルゲームは端末の超低性能ゆえに、求められる物量とクオリティが1に戻された世界だった。だから「俺にもできる!」と、多くの冒険者が一本の剣だけをもって戦いに挑んだ。

今は「原子力空母を基幹とした空母打撃群を送り込んだが、1隻も帰ってこない」みたいな世界観になってる。

ミニゲーム1本10万、1000万ソシャゲは大作とか言ってたのに、ものの10数年ぐらいでコンシューマに追いついて追い越すぐらいの予算規模になってしまった。

「ぁ、この展開 "それはポンから始まった"で読んだ」ってなったよ。

Cygamesさんは設立当初から「今自分が繰り出せる最強の一撃を出す」という感じではあった

一撃を繰り出すためには「力を溜める」が必要だけど、今どきのゲーム開発は「がんばるぞ」ってガッツポーズするだけで数千万かかる印象はあるので、力を溜めるのも命がけぞ

モバゲー全盛期「ゲームは簡単に儲かりますよ」と言って、他業種の会社を死地に送り込む死の商人けっこういた気がする。ついでに、どっかから仕入れてきた版権を武器として買わせてくる。

ウマ娘、グラブル、プリコネ、デレステとヒットタイトル多数、古のガラケー時代から育て上げた、空母打撃群みたいな開発部隊とその運用ノウハウを持った、面白いゲームを作る本当の地力のある会社さんですよ。・・・って、この説明今更いる?
あと、今貯金が1450億円ある。