金額帯での検索は短期的には利用者に利益があるけど長期的に見れば 検索結果でアドバンテージを得るために安くする人が増える

金額帯での検索は短期的には利用者に利益があるけど長期的に見れば 検索結果でアドバンテージを得るために安くする人が増える 

影響力のある高価格帯のクリエイターさんが「こんな安いとこでは無理」と離脱する 

クライアントさんにとっても知っている作家さんがいなくなり「安い人がいる」だけになる

月間平均金額と人数の推移。
 低価格が優位にならない環境にする(取引可能な最低金額を高めにする、金額による検索機能を提供しない)ことで、利用者が増えても価格崩壊しにくい。長期的にはクライアントのメリットも大きい(有名な作家さんが離脱しにくい)と思うから今後も金額帯の検索は入れないと思う

skebは「この人の絵好きだ!で、いくらですか?」からスタートするサービスだから、値段検索は全く不適当

「あなたに頼みたい。いくらでしょうか?」が本当にいい案件だから

実生活で「うわ〜これめっちゃ素敵だ!! いくら?」っなる時って、だいたい高いというか、予算オーバーしてるが、世界のバランスは保たれてるなって思う。

古い本だが、エモーショナルデザインには人が本当に魅力的なデザインに出会ったとき、まず「これほしい!」と言ってから「で、これどう使うもの?いくら?」と言うと例えていた。 「好き。で、これ何?」と言わせるのが、デザインの魔力だという理屈、好き。

「エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために」 魅力的に感じるデザインとは何かを書いた本。作者は認知心理学者で「こう描くと綺麗、こうすると売れる」という内容ではなく、デザインは人の心にどのような順序で、どんな影響を与えるか?という事を書いた本。

気に入ったら「誰のためのデザイン?」も買うといい。古典だけど、認知工学の教科書としてはやはりおすすめ。