リモートワークの行き着く先は大量解雇なのでは?と思ってる
IT系の管理職だが、弊社でリモートワークを2週間ほどやってみたけれど
社員によってアウトプットの量やそれによる全体の進み具合ってのが著しく可視化されている
という事に驚いている
端的に言ってしまうと、要らない奴はとことん存在が消えるし、もう居なくていいやと感じているのだ
一方で本当に仕事そのものが好きで、止めなければ、いつまででも作業してしまうような
目が覚めてから疲れ果てて寝るまで何時間でも異常な量の仕事をしつつ
動画を見ながら作業してるから快適だと全く不満を感じてない会社の宝の様な社員も可視化される
回ってない仕事や遅れが出そうな個所を積極的に引き受けて作業を進めてくれるプログラミングが大好きな彼らが
普段なら多少は仕事してるように見えていた使えないプログラマが、いかに使えないかを際立たせてしまっている
9:00~17:00でタラタラしてる奴がいて、(勤務終了宣言した後でも、しれっと)10:00~29:00にコードをPushしてくる奴もいる
そんな状況が生まれていて、感度の高い社員が危機感を感じて積極的に頑張ろうとしてる事で
結果、タスクの消化速度に極端な濃淡が生まれてきている。
作業時間はすくなくとも絶対的に必要な専門知識を持ったエースは別格として(そんな社員ほど仕事好きだが)
社員の格付けがこの期間で完了した感じだし
誰もみてなければ最低限すら下回るモチベーションの低い社員にはオフィスが必要だったのだと感じる
会社にもよるだろうけど、弊社ではプログラマは、年次ごとに更新する契約社員が多いので
使える事が一層際立った社員が評価され、使えないと分かった社員は更新されないだろう
誰かが見ていなければ仕事をしない社員に払う給料を他に回したいと考えるのは自然だ
リモートワークによって、会社にとって必要な人材を洗い出せたというのは思わぬ成果だった
この世界、どこでも似たような結果が生まれているのではないか
無能、有能の差が際立って可視化されてるのではないかと思う
その先に待つのは大量の解雇や契約満了だろう