充実した「生き生きシニアライフ」を送るためには、氷河期世代の子供が頭の痛い問題になっているひとが多い

表向きの理由としては、安倍ちゃんの謳う「一億総活躍社会」の一員として「ちゃんと働いて年金や健康保険料を払えや」、言い換えれば「このままじゃ社会保障がリアルガチでヤバいからアイツらにももっと稼いで貰わにゃ」なんて前提に乗っかった政策なんでしょう。

充実した「生き生きシニアライフ」を送るためには、氷河期世代の子供が頭の痛い問題になっているひとが多い

「子供部屋おじさん・おばさん」なんて言葉が話題になりましたが、まっとうな職につくことが出来ずに、親元を離れられないひとが一定数いるわけです。「基礎的生活条件を親に依存している可能性のある人」という名目での調査結果がありますが、かなりの規模でいることが予想されます。

そういう層にとって、出ていって貰えない子供が重荷になっている可能性は高いんじゃないでしょうか。また自分自身が老いていくなかで、これ以上セーフティーネットとしての機能を果たせないと考える人が増えてきた。こう考えると、このタイミングで支援が増えてきた理由についても説明がつくような気がします。