消費者のペインはどこにあるのか?求めている本当のジョブは何なのか?

ネスレのオンライン上でのキャンペーン展開の徹底ぶりには感心してしまいます。こうやってメーカー1社1社がD2C化してくのだと思います。小売流通が大きく変わるわけですが、D2Cが進むほどにブランドイメージや商品棚を押さえる金持ち戦略が通用しなくなっていくとしたら、個人にもチャンスがありますね。

サイゼリヤが都内2店舗でやっている「おつりをAmazonギフト券で受け取る人には、2%上乗せして返す」キャンペーンは、Amazonから話を持ちかけられたそうです。現金決済の多いサイゼリヤだからこそ、クレジットカードにポイントがつくように、2%上乗せの魅力がよく伝わるはずと、考えたのかな?やるなーw

米ウォルマートの決算が良い。完全にAmazonに対して反撃に転じている。戦略の要は「BOPIS」Buy Online Pick up In Storeの略。ネットで注文と決済をし、店舗で商品を受け取る。「広い店内で自分で商品を探して購入しなければならない」顧客の痛みを解消し、ネット通販の即日配送の痛みをぐぢぐぢするw

オンラインがいい、リアル店舗がいい、キャッシュレスがいい、現金がいい、情報はSNSが1番、いや、やっぱりTVだ。多様な価値観がカオスのようにうずまく世界で、商売で成功しようと思うなら、見つけなければならないものは明確だ。

消費者のペインはどこにあるのか?

求めている本当のジョブは何なのか?